Hotel Casanova 「ホテル・カサノヴァ」(Cambridge English Readers)

ケンブリッジ・イングリッシュ・リーダーズ シリーズ中、もっとも簡単な Beginner/Elementary のオリジナル作品です。英語だけの本を読むのが苦手という方でもきっと読めると思わせる、シンプルだが興味をひく物語です。

情報感想あらすじ

「Hotel Casanova」書籍情報

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「Hotel Casanova」感想

サイコ・サスペンスとラブ・ロマンスをミックスさせたようなドラマで、展開が意外な方向に向かい、クライマックスでサッと終了します。短い話なので、単純と言えば単純なのですが、けっこう楽しめます。昔はCD付きのバージョンがありましたが、現在は発売されていないようなので、音源をどのように入手するのかわかりません。

CDでは、男性の声優が女性のセリフを読むところが妙に色っぽく、クセになりそう😊。”I’m yours!” “You’re mine!” この声が頭に残ってしまいました。(音声を聞かないと意味不明でしょうね。すみません。)

Hannah Webb のイラストが14葉あり、雰囲気が出ています。

ヴェニスのホテルという舞台設定ですので、ちょっとしたイタリア観光案内的な部分もあります。

「Hotel Casanova」あらすじ

Dino Bracco は、ヴェニスの the Grand Hotel で働く21歳の青年。田舎からヴェニスに出てきたDino は具体的な将来計画をたてていました。26歳で結婚、30歳で自分のホテル Hotel Casanova を持つというものです。しかし、ある日ホテルに Carla Maretti という魅力的な女性が宿泊することになり、Dino の計画は思わぬ変更を迫られるのでした…。

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