英辞郎でSVL別の”寺本式単語帳”を作る方法
寺本式単語帳とは SVLレベルごとに分割した、12個のExcelファイルをフィルタ機能で抽出しながら暗記していくための単語帳です。プリントアウトして使うことを想定していますが、もちろんExcelが動く環境であれば、パソコ…
寺本式単語帳とは SVLレベルごとに分割した、12個のExcelファイルをフィルタ機能で抽出しながら暗記していくための単語帳です。プリントアウトして使うことを想定していますが、もちろんExcelが動く環境であれば、パソコ…
「恐怖の谷」の冒頭についてのコンテンツが長くなりすぎたので、その続きを書きます。前回のコンテンツを読んでいない方は、先にこちらをどうぞ。 ワトソン、怒りをおさめる 「恐怖の谷」の冒頭で、ホームズはワトソンの考えを横取りし…
外国語として英語を勉強している人は、一度は「いくら努力したってネイティブにはかなわないんじゃないか」と思うことがあるでしょう。英語が母語の人間にとって英語を失うことは社会的な死に近い。いっぽう日本人は英語ができなくても幸…
「ノベル」を書き起こす作家にとって、一文目は極めて技巧を凝らす場所です。読んだことがなくても、一文目だけは知っている小説も少なくないでしょう。「我が輩は猫である」「木曾路はすべて山の中である」「国境の長いトンネルを抜ける…
グリム童話で有名な「白雪姫」のリトールド版。ラダー・シリーズ Level2 です。一冊丸々「白雪姫」なので、リトールドとは言え、ストーリーの省略はありません。ベースはグリム版のようですが、リンゴの塗り分けは別ですから、オ…
「月と六ペンス」で有名なサマセット・モームの短編集。
ベーカー街の探偵事務所を訪れた悪党のなかで、最も強力な敵はもちろんモリアーティ教授ですが、その次くらいに位置するのが “The Adventure of the Speckled Band” 「まだらの紐」のドクター・ロ…
「バスカヴィル家の犬」でヘンリー・バスカヴィルとワトソンが初めてバスカヴィル館を訪れる場面ですが、ここが非常に印象的な描写です。 バスカヴィル館の描写 ヘンリー・バスカヴィルは、ついに先祖代々の館に初めて足を踏み入れます…
翻訳にも色々種類がありますが、文学作品の場合、正確で誤訳が少ないが冗長で退屈な文と、ちょくちょく誤訳があるが文体にリズムがあって読むのが楽しい文の場合、どちらをとるかと言われると、この選択は非常に困ります。程度問題でしょ…
「ボヘミアの醜聞」で、ワトソンがベーカー街でホームズを待っている場面。約束の3時が過ぎてもホームズは現れません。しかし、ワトソンは事件に興味津々で、どれだけ帰りが遅くなろうと待つ決意です。4時近くになって、ドアが開くと「…