19世紀英文学、最高の果実 “Sense and Sensibility”「分別と多感」のリトールド版。傑作! ⬇⬇タブになっています⬇⬇
2017年5月
日本の「ホームズ」……ていねいすぎる
英語の “Sherlock Holmes” と日本語の「シャーロック・ホームズ」を読み比べて感じるのは、日本のホームズは「ていねいすぎる」ということです。まあ、一人称を「僕」や「ぼく」にした時点で…
Pride and Prejudice「高慢と偏見」(Oxford Bookworms)
19世紀英文学、最高の果実 “Pride and Prejudice”「高慢と偏見」のリトールド版。傑作! ⬇⬇タブになっています⬇⬇
ホームズとワトソンの関係
ホームズとワトソンの関係、というのは簡単と言えば簡単、複雑と言えば複雑で、やはり二人の関係に注意をしておかないと、ストーリーの理解が深まらないことがあると感じます。 バスカヴィル家の犬の冒頭、ホームズはワトソンに依頼人が…
「はたから見」るのはだれ?
A Scandal in Bohemia 「ボヘミアの醜聞」は、シャーロック・ホームズ短編の第一作で、シャーロック・ホームズ・シリーズの記念碑的な作品です。 コナン・ドイルも腕によりをかけて書き始めたのではないかと思うの…
シャーロック・ホームズに退屈な話?
コナン・ドイルは稀代のストーリー・テラーで、読者をぐいぐい引き込んでいくストーリーの展開は実に鮮やかです。 ところが、息詰まるような緊迫した事件説明の最中なのに、いきなり依頼者が「退屈な話ですが、辛抱してください」などと…