シャーロックホームズの回想に収録されている Silver Blaze 「白銀号事件」のリトールド版。Oxford Bookworms ステージ1 のシャーロック・ホームズ・シリーズの一冊。
「Sherlock Holmes and the Sport of Kings」書籍情報
- タイトル Sherlock Holmes and the Sport of Kings (Oxford Bookworms Library, Stage 1)
- 著者 Author Conan Doyle
- シリーズ Oxford Bookworms
- ステージ1
- 語彙数 400
- 総語数 5,925
「Sherlock Holmes and the Sport of Kings」感想
名探偵の代名詞、シャーロック・ホームズの短編は初心者向けとみなされているようで、Oxford Bookworms のステージ1 に2作品あります。どちらも意外な犯人を探すという推理小説の王道で、ホームズの地道な調査が謎を解き明かすことになります。
オリジナルを読みたい方は、本サイト内から、ポップアップ翻訳つきで読めますが、このリトールド版は短い文で簡潔に書かれており、古風な英文学の文体が苦手という方でも問題なく読めると思います。
ストーリーもテンポよく展開し、ホームズの調査力が存分に発揮されるので、Oxford Bookworms がステージ1用として、この作品を選んだのは正解だと思います。
「Sherlock Holmes and the Sport of Kings」あらすじ
競馬大会 Wessex Cup の本名馬 Silver Blaze が姿を消し、その調教師が惨殺死体で見つかる。ホームズは、すぐに馬が見つかるだろうと、動かなかったが、丸一日たっても新聞に馬が発見されたという記事が載らない。ついに、ホームズとワトソンは事件現場、King’s Pyland におもむくことを決意する。
Gregory 警部は、前日厩舎に現れた Fitzroy Simpson を犯人と断定して逮捕したが、証拠に不十分な点がある。ホームズは、現場の地面を入念に調査し、次々と新証拠を発見していく…。