A Little Princess 「小公女」 (Oxford Bookworms)

初版の表紙

「小公女」として知られる”A Little Princess”のリトールド版。Oxford Bookworms ステージ1です。児童文学ですが、大人でも面白く読める名作。日本では、アニメ「小公女セーラ」も大ヒットしました。

情報感想あらすじ

“A Little Princess”書籍情報

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“A Little Princess”感想

起承転結のあるメリハリが効いたドラマなので、非常に楽しく読めます。CD版の女性の朗読も聞きやすく、お気に入りのナレーションのひとつです。

最初は、タイトルが「小さなプリンセス」なので、他愛のない話だろうと、それほど期待せずに読んでいたら、はまってしまい、最後に😭涙する、とまではいきませんでしたが感動的でした。子供のころに読んで結末は知っていたはずなのに、劇的な展開にハラハラ😖、すれ違いにイライラ😡、とても面白く読めました。Gwen Tourretのイラストもヨーロピアン・テーストでいいですが、Daniela Terrazziniの表紙が最高で、持っていてうれしくなる一冊。

Oxford Bookworms ステージ1 の中では、下の作品を特にオススメとしていますが、スリラーが苦手な方はこちらから始めるのもいいかもしれません?。感動を呼ぶ古典の名作です。

The Monkey's Paw「猿の手」(Oxford Bookworms)

2016.03.30

“A Little Princess”あらすじ

Sara は母を亡くし、裕福なイギリス人の父親 Captain Crewe とインドで暮らしていましたが、7歳のとき、将来の社交界で必要な教養を身につけるため、ロンドンにある Miss Minchin の寄宿女学校に入学します。父は、学校に多額の寄付をして Sara を特別扱いさせます。Saraは、自分の部屋やメイドなどを持つことになり、校長の Miss Minchin が、この好待遇をやっかんで、「まるで “a little princess” だ」と陰口を言います。この陰口が本のタイトルになるというのが面白いですね。

校長が「プリンセス」とねたむほど恵まれた境遇にいた Sara ですが、偉そうにすることのない素直でおとなしい少女でした。

四年後の Sara の誕生日に、ある出来事が起きて、Sara の人生は大きく転換することになるのでした。あとは読んでのお楽しみ😛。

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