スリラーの古典作品「The Monkey’s Paw」のリトールド版。Oxford Bookworms ステージ1 の中でも異彩を放つ一冊。
情報感想あらすじ
「The Monkey’s Paw」書籍情報
- タイトル The Monkey’s Paw (Oxford Bookworms Library. Stage 1, Fantasy & Horror)
- 著者 W. W. Jacobs
- シリーズ Oxford Bookworms
- ステージ1
- 語彙数 400
- 総語数 4,830
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「The Monkey’s Paw」感想
もし、Oxford Bookworms シリーズを読んだことがない場合、最初の一冊としてはこの本がオススメです。
元々が短編小説なので、英語力に自信のある方は原文で読んでもいいでしょう。しかし、ステージ1のたった400語でよくぞここまで、と感心するほど原作の味が出ています。Oxford Bookworms シリーズを子供向けと思っていると、いい意味で裏切られるでしょう。物語のはじめから、非常に不気味な展開ですので、一気に最後まで読まずにはいられないと思います。
日本語に訳された「猿の手」を読むより、このリトールド版を英語で読む方がゾクゾクするかもしれません。怖さに対する感じ方は人それぞれですが、寝る前に読んで夜中にトイレにいけなくなった人もいるかもしれませんね。スリラーが苦手な方は要注意です。
「The Monkey’s Paw」あらすじ
天気の荒れたある夜のこと、郊外に住むホワイト家にひとりの客がやってくる。彼は、願い事を3つかなえられるという The Monkey’s Paw の話をする。そして、願い事は確かにかなうが、決して願い事をするべきではないと注意するのだった。