2017年6月

日本の「ホームズ」…… 跳弾に死す

シャーロック・ホームズは、人を馬鹿にしたり、尊大すぎる態度をとるという、欠点もありますが、他を威圧するキャラクターであることは一貫しています。 「唇のねじれた男」で、ワトソンは「言葉はていねいでも、支配的に言われる」と、…

「バスカヴィル家の犬」読みどころ……筆を大きく使う

「バスカヴィル家の犬」はホームズシリーズの数少ない長編で、短編にはない読みどころがあります。短編ではとにかく話をトントンと進めていかねばならず、文章構成を凝ったりしにくいことが多いのですが、「バスカヴィル家の犬」には、短…